レジオネラ症は家庭でも感染する!?潜伏期間や症状と感染予防の仕方


レジオネラ症は家庭でも感染する!?潜伏期間や症状と感染予防の仕方

レジオネラ症を知っていますか?

あまり聞きなれない病名ですが、日本でも時々集団感染でニュースに取り上げられることがあります。

レジオネラ症はホテルや温泉などの入浴施設での感染が年間を通してありますが、実は家庭内でも感染することがある身近な病気です。

家庭でのレジオネラ症感染は、風呂を追いだきしたり、加湿器を利用することが多くなる冬を中心に起こります。

レジオネラ症に家の中で感染してしまう理由や、どういった病気なのかを知り、潜伏期間や症状・治療方法を説明します。

また、家庭内でレジオネラ症にかからないように予防する方法もまとめました。

スポンサードリンク



レジオネラ症は家庭でも感染する!どういう病気か詳しく知りたい

レジオネラ症はどんな時に感染するの?

レジオネラ属菌を含む細かい水滴(しぶき)を吸入することで感染する病気です。

冬になると、追いだきをした風呂に入ったり加湿器を使用することが多くなりますが、風呂や加湿器の清掃が不十分だと、家庭内でレジオネラ症を引き起こす可能性が出てきます。

症状については次章で詳しく説明しますが、発熱や筋肉痛などの症状を引き起こし、乳幼児や高齢者・呼吸器疾患のある人の場合は肺炎を起こすこともあります。

人から人への感染はありません。

レジオネラ症を引き起こすレジオネラ属菌とは

レジオネラ属菌は、河川の水や土壌など自然界に広く存在しています。

アメーバなどの原生動物に寄生する菌で、温度20~50度の環境でレジオネラ属菌は増殖します。

浴槽や水が通る配管には「ぬめり」ができやすく、ぬめりの中でこれらの細菌が繁殖した後、水中に一斉に放出されます。

こうしたレジオネラ属菌を含んだ水が、細かい水滴(しぶき)になって空気中を舞い、人がこのしぶきを吸い込んだり、誤って飲んでしまうことでレジオネラ症に感染します。

レジオネラ症感染予防には、レジオネラ属菌を含んだ水やしぶきを、直接吸い込まなようにすることが大事です。

レジオネラ症の潜伏期間や症状と治療方法は?

レジオネラ症は、人から人への感染はありません。

レジオネラ属菌を含んだ水やしぶきを、直接吸い込んだり飲まなければ大丈夫です。

レジオネラ症には2種類のタイプがあり、「レジオネラ肺炎」と「ポンティアック熱」と呼ばれています。

レジオネラ肺炎

潜伏期間:2~10日(平均4~5日)
症状:肺炎・38度以上の高熱・頭痛・筋肉痛・胸痛・呼吸困難・腹痛・下痢
治療方法:入院・抗菌薬が必須

レジオネラ肺炎は、男性や高齢者・喫煙者などに多いという統計が出ていますが、急激に重症化すると、呼吸困難や意識障害が出て死亡することもあります。

しかし、重症化しても適切な抗菌薬が投与されることで、致死率を下げることができます。

ポンティアック熱

潜伏期間:1~2日(平均1.5日)
症状:発熱・頭痛・筋肉痛・軽い呼吸器症状
治療方法:対症療法(抗菌薬は不要)

治療は対症療法(症状を緩和する薬の投与など)だけで、一般的には軽く済む病気と言われています。

肺炎は起こらず、風邪の症状によく似ているため、2~5日程度で自然に治ってしまうこともあります。

スポンサードリンク



レジオネラ症の感染予防に効果がある方法

家庭内でのレジオネラ属菌への感染予防としては、とにかく風呂や加湿器を清潔に保つことが一番大事なこととなります。

特に注意すべき点をまとめました。

追いだき機能付き風呂

お湯が配管内を循環しているため、ぬめりが発生しやすく、何日もお湯を変えずににいるとレジオネラ属菌が増える可能性があります。


・お湯は毎日交換する
・ぬめりの発生しやすい部分(フィルターなど)を掃除する
・追いだき用の配管は、配管用洗浄剤を使用して汚れを洗い流す

毎日体をキレイにするために入る風呂が、レジオネラ属菌の温床にならないよう、清潔を保つようにしましょう。

加湿器

貯水タンク内で、レジオネラ属菌が繁殖する可能性があります。


・毎日水を入れ替え、貯水タンクを清掃する
・タンクには新鮮な水道水を補充する
・長期間使用しない時は、水を抜き、乾燥させて保管する

加湿器に入れる水は、塩素で消毒されている水道水がおすすめです。

ミネラルウォーターや一度沸騰させて冷ました水には、雑菌が繁殖しやすいので、加湿器には使用しないようにしましょう。

加湿器は部屋に細かい水蒸気を拡散するので、そこにレジオネラ属菌が含まれていると、肺まで取り込まれやすくなってしまいます。

実際に加湿器を使っていると分かりますが、給水タンクよりも、給水タンクから水が流れていったん水が溜まる貯水タンク部分にぬめりが発生しやすいです。

ぬめり内では細菌が繁殖しやすく、ぬめりは塩素などの消毒からも保護されるので、ぬめりが発生しないように手入れをすることが大事になります。

子供のいる家庭では、加湿器は冬の病気予防の必須アイテムとなっているので、使わないわけにもいきません。

加湿器の説明書にあるお手入れ方法によく目を通し、加湿器の清潔を保ちましょう。

まとめ

レジオネラ症についてまとめましたが、家庭内でも感染する可能性があることや、レジオネラ肺炎は大変怖い病気であることを知りました。

冬場は寒いので掃除もおっくうになりがちですが、自分と家族の健康を守るためにも、風呂掃除と加湿器のお手入れはしっかりと行いましょう。

神経質になりすぎる必要はありませんが、こういった病気もあるということを覚えておくといいですね。

スポンサードリンク




コメントを残す