ハロウィンが10月31日に近づいてきました。
そろそろ日本でも、家の玄関に仮装した子供達が、
「おかしをくれなきゃ、イタズラするぞ!」
と言って、お菓子をもらいにやってくるかもしれません。
すでにこういった行事を、積極的に取り入れる地域も出てきました。
または子供を喜ばせるために、お母さん同士で相談し、このイベントを行う予定がある方もいるでしょう。
そんな時に役に立つ、子供への対応方法をまとめました。
ハロウィンのお菓子のあげ方はどうする?子供に何と言って配る?
仮装した子供は、各家庭にお菓子をもらいにやってきます。
「Trick or Treat!(トリック オア トリート)」
日本語か英語かは分かりませんが、子供達はこう言いながら玄関にやってきます。
その際、大人はどうやって対応するのでしょうか?
代表的な王道の大人の受け答えとしては、
となりますが、その他にも
(仮装をほめて)「ステキな可愛らしい魔女さんがやってきたわ」
「きゃ~!吸血鬼がやってきた!コワーイ!」
などと言ってあげると、子供達も喜びます。
大人としてはちょっとお芝居っぽくて気恥ずかしいですが、大げさな感じで対応してあげると、子供達にとっても、単にお菓子をもらうだけではない、楽しかった良い思い出として心に残るでしょう。
また夕方以降になったら、玄関周りは電灯をつけなるべく明るくしましょう。
玄関ドアや門などに、ハロウィンの飾り(100円均一で売っています)をしておくと、お菓子を配ってくれる家だと分かりやすい目印になりますね。
ハロウィンで配るお菓子の定番とはどんなもの?
子供達に渡すお菓子ですが、本場アメリカでは、大袋に入ったキャンディかチョコレート(個包装のもの)を、1人あたり1~2個渡すようです。
日本ではまだ行事自体が定着していないこともあり、この辺りは、あげる大人の考え方で構わないと思います。
また、9月に入るとスーパーのお菓子売り場でハロウィン包装になった個包装のお菓子がたくさん並びます。
普段からファミリーパックとして売られている、キットカット・きのこの山たけのこの里・カントリーマアム・パイの実など、こういったお菓子は毎年ハロウィンパッケージになっています。
・100円均一で売っている小さい紙袋やパックを使い、お菓子の詰め合わせを作る(中身は2~3個)
・大きめの袋にキャンディを入れて、片手でつかみ取り形式にする
お金のかかることなので、計画した地域の人やお母さんの間で先にルール(配布するお菓子の価格や個数など)を決めておくと、トラブルにならずに済みますよ。
ハロウィンのお菓子を用意するときの注意点
アメリカでは以前まで、手作りクッキーを用意したり、果物を配ったりしていたそうですが、手を加えた食べ物に毒物や刃物が入っていたという事件が起きたこともあり、安全面を考えて、現在は市販のお菓子を配布することが普通になっています。
日本ではそもそも戸別訪問での「トリック オア トリート!」がなじんでいないので、事件などはまだ報告されていませんが、子供のことやハロウィン行事を快く思っていない人も存在しています。
あまり人を疑うのは心苦しいのですが、子供になにかあってからでは困るので、注意事項をまとめておきました。
(アレルギーや食中毒などがあった場合に責任の所在が分かりにくくなる)
ただしお母さんが友人同士など気心が知れている場合、要相談
・訪問する時間を決めておく
夕飯の支度などで忙しくなる18時以降は避けるなどして対応
・子供は何人かのグループになってまとまって訪問する
小さい子の場合、親が近くで待機しておく
・事前に取り決めた家以外は絶対に行かないよう子供に言っておく
小学校高学年などで、親がついていかない場合は特に注意
まとめ
日本のハロウィンでは大人が仮装をして楽しむ行事になってしまいましたが、本来は子供が仮装して各家庭にお菓子をもらいに行くイベントです。
アメリカでは夕方~夜にかけて子供達が行動をするということもあり、子供の訪問を歓迎している家では、玄関をできるだけ明るくして、ジャックオランタン(かぼちゃをくりぬいて作ったオバケ)を置いてあることが多いそうです。
まだまだ日本には、こういった細かいルールは定着していませんが、仮装をしてお菓子がもらえるイベントは、子供にとってとても楽しい経験だと思うので、人の迷惑にならないよう親も子供と一緒に楽しめたらいいですね。
子供にハロウィン仮装をさせることになったら、こちらの記事も参考にしてくださいね。
⇒ ハロウィン衣装の子供は男の子も女の子も楽しめる!手作りもおすすめ
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